2月26日、新華錦集団は青島市商務局・国税局、中国進出口銀行青島分行、中国出口信用保険山東分公司と「青島中小・零細国際貿易企業向けの供給チェーンシステム」についての調印式を共催した。商務部国際貿易商談代表兼副部長の高虎城、山東省委常委、市委書記の李群などの行政関係者が調印式に参加した。席上、青島市副市長の姚堅から挨拶があり、張建華董事長からシステムの説明があった。同説明によると、システムは行政、大手企業、中小・零細企業の間にサービス体系を構築し、官民連携により、行政による政策の着実な実施、銀行・税務・信用担保機構・大手企業がもつ資源のいっそうの活用ならびに中小・零細企業への助成を実現する目的という。また、今後のシステムの整備について、サービス内容が創新され、サービス機能が充実され、サービスの質が改善されるほか、国際貿易サービスシステム、輸出信用保険システム、融資担保システム、外国バイヤー情報システム、物流システム、展示システムなど６大のシステムが整備される。また、青島を拠点に、山東省ひいては中国へサービスの範囲を拡大し、日本・韓国商社で成功した運営パターンを参考に、大・中小・零細企業が共栄する産業構造を形成させる見通し。