3月20日、新華錦集団傘下の山東新華錦資源有限公司は、青島森匯黒鉛公司との間に、株式譲受け、譲渡に関する協議を栄成書画院で締結した。
締結式には、双方の代表者から挨拶があった。劉書偉・森匯黒鉛総経理は挨拶のなか、新華錦の事業参与は、森匯黒鉛の大きな発展につながり、青島における黒鉛資源産業の再編成・発展に新たなページを加えることになるだろうとし、今後、同社経営陣は、新華錦の基本的な価値観＝「正しい人間になり、心をこめて物事を行う」を実践し、森匯黒鉛が集約的、効率的、科学的で規範化した、安全で環境にやさしい現代的な鉱山企業になり、青島黒鉛資源業界のトップ企業とベンチマーク企業になり、株主への利益還元、社会的責任を実現していくとした。
張建華董事長は挨拶のなか、新華錦では、森匯黒鉛への事業参与を通じて、黒鉛資源の付加価値向上、持続可能な利用、黒鉛利用技術の高度化、中国における黒鉛原料の低価輸出と黒鉛製品の高価輸入の現状打破を実現して、国と社会に有りうる貢献をすることを目指していると強調した。
山東新華錦資源有限公司の関係者は、森匯黒鉛への事業参与は、集団の発展方式転換、構造調整と新興産業への参与に寄与する見込みとした。