1.認識を高め、視野を開拓、紡績事業を復興させる。新華錦紡織は盈商公司、錦豊公司、錦宜公司の合併により新設、この3社の前身である山東省紡織品進出口公司は1951年に創業する中国における最初に繊維製品の輸出入を取り扱う対外貿易会社の1社として、最高年商が5億$に達したことがあり、山東省ひいては全国においても有数に数えられていた。しかし、いままで外貨稼ぎと規模を第一にコストと利益を問わずに粗末管理でやってきたから、市場経済への転換期に、経営がうまくいかずに厳しい状況に陥った。リストラ後、新華錦集団の助成をうけて安定的に発展しつつあるが、さらなる努力で山東省紡織品進出口公司の歴史を伝承し、その復興のために尽力しなければならない。
2.合併と新たな貿易パターンの創出を引き続き推し進める。2009年7月に開催された新華錦集団中間会議で新たな貿易パターンの創出と供給連鎖管理が提出された後、2010年7月に、盈商公司、錦豊公司、錦宜公司が合併、新しくできた新華錦紡織公司では王総経理をはじめとする管理チームは大きな取組を進めてきて、安定的な発展をとげており、皆将来に対し自信を示している。
3.新華錦紡織公司では合併後のメリット(管理費用の軽減、海外代理増加、研究力向上)を最大限活用すると同時に、産業チェーンを延長させ、一体化戦略を実施しなければならない。経営上の難題を解決できたらは発展のチャンスを得るもので、新華錦にとっては産業チェーンの延長によりコストの低減を実現できたら、大きな発展を遂げるから、より広い視野、さらなる勇気を以って新たな挑戦に向かい、新華錦の繊維事業の更なる発展に貢献するよう。